登山にはお金がかかる?|本格冬山登山にかかる費用は〇〇円だ!!

装備が高い ギア紹介
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 何かと装備にお金がかかる登山ですが,冬山は特にお金がかかります.

 冬山をはじめたいければ装備が高くて悩んでいる人もいると思います.

 今回は,夏山経験者であった筆者がはじめて冬山を行く際に買いそろえた装備を見ながら登山にどのくらいの費用が掛かるのかを紹介していきます!!

解決できる疑問
  • 冬山装備っていくらぐらいかかるの?
  • 冬山装備って何が必要なの?
  • 安く抑える方法はないの?

なぜ登山道具は高いの?

装備が高い

 装備の紹介をはじめる前になぜ山の道具が高いかを考えてみます.マーケットの問題など様々な理由があるとは思いますが今回は次の2つの点について考えています.

需要と供給の問題

 まずはマーケットの基本である需要と供給の問題だと思います.

 登山者人口が増えたといっても登山にはいろんなジャンルがあってクライミングや冬山などをやる人はまだまだ少ないと思います.そんなマーケットの中で利益を出そうとするとひとつひとつの単価を上げるしかありません.

 今後,もっと購買者が増えれば登山用具も安くなるかもしれませんね.

山の道具は命を守る!

ロッククライミング

 もう一つは山の道具は単にデザイン性や機能性だけではなく命を守る道具だからです.

 命を守るために,素材にこだわり,場合によっては手作業で作っているものもあります.そんな手間暇がかかっているものなので必然的にコストは上がります.

装備紹介

 山の道具が高い理由について考えましたが実際にどのくらいの価格がするのでしょうか?

 ここでは筆者がはじめて冬山に行くときに実際にそろえた装備を紹介していきます.

 ちなみに筆者の場合は最初に行った本格的な雪山は八ヶ岳の赤岳になります.八ヶ岳はガイド山行が盛んで初心者でも比較的行きやすい山域になっています.実際には赤岳に行く前に近郊の雪山や同じ八ヶ岳の北横岳で少しだけ練習をしました.

赤岳
赤岳

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冬山をはじめるにあたってわからないことが沢山あると思います.
下記の本は雪山で必要な装備や生活技術,さらに人気の雪山ルートガイドが一冊にまとまっているので雪山初心者には必携の一冊です!!
↓↓↓

ウェア編

装備が高い

ハードシェル/ 
ファイントラック エバーブレスアクロ \49390

ベースレイヤー/
ファイントラック ドライレイヤーウォームロングスリーブ \5940

ドライレイヤー/
ファイントラック メリノスピンサーモロングスリーブ \9130

ミドルレイヤー/
マーモット ポーラテックマイクロフリース \7920

タイツ/
ファイントラック メリノスピンサーモタイツ \9130

目出帽/
ファイントラック メリノスピンバラクラバ \5720

薄手手袋/
ミズノ ブレスサーモ インナーニット ¥1210×2

厚手手袋/
ラックナー ヒマラヤングラブ \4180×2

オーバーミトン/
イスカ ウェザーテック オーバーミトン \5500

スパッツ/
バーグハウス エクスペダイター ゲイター \7150

夏山装備での代用やもともと持っていたもの

ハードシェルパンツ →カッパ
パンツ       →スリーシーズン用パンツ
ニット帽      →スキー用
防寒具       →ユニクロULダウン(小屋泊ならギリギリ許容)
靴下        →貰い物

ギア編

冬靴/
スポルティバ NEPAL EVO \75350

アイゼン/
グリベル G12 オーマチックナロー \20800

アイゼン

ピッケル/
ペツル グレイシャー \11000

水筒/
テルモス(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml \7150

もともと持っていたもの

ヘルメット,ハーネス,ゴーグル,サングラス,ヘッドライト

合計額

以上,夏山経験者の私がはじめて雪山に行くときに購入した装備を紹介してきました.

その合計額は....

¥224,960!!

...高いですね.改めて驚きました.

実際はセール品があったりポイント利用したりもう少し価格を抑えることはできましたが,まとまった出費になりました.

冬山にかかる費用を少しでも安くするには?

 山の装備をそろえるには出費が大きいことがわかりました.ではこの出費を少しでも抑えるにはどうしてらよいのでしょうか?

 出費を抑えるには次のような方法があるかと思ういます.

  • 安いところで購入する,セール品を狙う
  • ポイントを利用する
  • アイゼンやピッケルはレンタルする
  • 夏山装備が使えるものは利用する

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登山道具のレンタルについてはまわりに貸してくれる経験者がいれば一番ですがいない場合でも安心してください.登山道具の貸し出しをしてくれる業者もあるので参考にしてみてください.
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まとめ

 夏山登山者の私が冬山をはじめる際に実際にかかった費用を紹介してきました.

 予想していたように冬山をはじめるにはそれなりの出費が必要です.でも冬山にはそれだけの費用をかける価値があると思います.せっかくの冬山を寒さに凍えるのではなくより快適に楽しむために,そして自分の命を守るためにちゃんとした装備をそろえるようにしましょう.

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