はじめてのクライミング|初心者でもボルダリングってできる?

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 でも,いざボルダリングをはじめようと思ったときに不安が沢山あると思います.

ボルダリングって初心者でもできるの?

ボルダリングに必要なものってなに?

ジムに行くときに注意した方がいいことは?

そもそもボルダリングってなに!?

 結論を先にいますとボルダリングは初心者でもできます!!
 でも知っておくべきことがいくつかあるので解説していきます.

クライミングって?どんな種類があるの?

 クライミングやスポーツクライミング,ボルダリングなど様々な言葉を聞いたことがあると思います.でも言葉の意味を理解できていますか?

 クライミングを分類わけすると表のようになります.

クライミングの分類
表:クライミングの分類

 まず最初に大きくスポーツクライミングとアルパインクライミングに分けられます.
 スポーツクライミングはクライミング自体を楽しむことを主体としたクライミングです.一方アルパインクライミングはクライミングを楽しむ要素もありますが,それよりも高いところへの登頂を目指すことを目的としています.この点で2つは大きく異なります.

 アルパインクライミングはあくまでも登山の延長となるためクライミング能力以外に体力や登山の知識などが必要となりますが,スポーツクライミングは名前の通りスポーツとして比較的気軽に楽しむことができます.

 中でもボルダリングはジムもたくさんあり,必要な装備も少ないため登山やクライミングの経験のない人でも気軽に楽しめます.はじめてのクライミングがボルダリングという人は少なくないでしょう.

ボルダリングはどこでできるの?なにがいるの?

 ではクライミングをはじめようと思ったときにどこに行けばできるのでしょうか?

 登山の延長のアルパインクライミングやロープを使うルートクライミングは安全確保の知識が必要になるので基本的には山岳会やガイドツアーなどに参加してはじめることが多いでしょう.

 一方,近年はオリンピックの影響もあってボルダリングジムは身近にあります.それなりに人がいる地域ではきっと近くにボルダリングジムがあるはずです.「ボルダリング ジム」などで検索してみてください.

ボルダリングジム
ボルダリングジム

 何も知らない状況ではじめてボルダリングジムに行くときは緊張すると思います.ですが安心してください.たいていのジムは非常にオープンで未経験者であるが快く受け入れてくれてルールややり方を丁寧に説明してくれることでしょう.

 ボルダリングに必要な装備としては,クライミングシューズチョーク(滑り止め)チョークバックだけです.これらはジムでレンタル可能なので最初から準備する必要はありません.動きやすい服装でジムに行けばそれでじゅうぶんです!!

おすすめクライミングチョーク&チョークバック

ボルダリングのルールは?

 身近にボルダリングジムが見つかっていざジムに行くとき,事前に少しくらいルールは知っておきたいですよね?(必ずしも知っておく必要はありません)

 ボルダリングのルールは超シンプルです!!

  ①地面に落ちずにスタートからゴールを目指す
  ②指定されたホールド以外は使わない

 これだけです!!これだけですがボルダリングは「体を使ったチェス」ともいわれており,いろいろの工夫や戦略が必要になります.そこがボルダリングの魅力でしょう.

クライミングウォール
クライミングウォール
ボルダリング壁と課題
ルートと指定ホールド

 ボルダリングのジムに行くと写真のような壁にホールドがたくさんついたクライミングウォールがあるはずです.この中のすべてのホールドが使えるわけではなく右の図のようにルートごとにホールドが指定されています.指定されたホールドを使ってスタートのホールドからゴールのホールドを目指します.

 最初はホールドは潤沢にあり,一つ一つのホールドもしっかりつかめるためはしごを登るような動きで登ることができます.グレードと言われる難易度が上がる毎にホールドが少なくなり,つかみにくくなるため体の動かし方を工夫する必要があります.

 ボルダリングのルールは初めてジムに行ったときにちゃんと説明を受けることができるので初心者でも安心してはじめることができます.

ボルダリングで気を付けることは?

注意

 ボルダリングをする上で注意しなければならないことがいくつかあります.それらは安全のためであったり,マナー的なものであったりします.

  • 落下がけがにつながりうるスポーツであることを認識する
  • 一つの壁には一人しか登らない
  • 人が登っている壁には近づかない
  • 登る順番を守る

 まずはボルダリングは最大で地上5m程度の高さまで登ることになります.当然壁の下には落下に備えてマットが敷いてありますが,それでも落下に伴い怪我をする可能性があります.この点は事前に十分に認識しておく必要があります.

 また人との接触があればこれもけがにつながります.また自分が怪我するだけではなく他人にけがを負わせてしまうこともあり得ます.そのため一つの壁には一人しか登らない人が登っている壁には近づかないなどを守りましょう.

 最後に一つの壁には一人しか登らないので登るときに順番待ちをすることがあります.このときに「俺が俺が!」ではなく譲り合いの精神をもってお互いに気持ちよく登るようにしましょう!

ロープを使ったクライミング(ルートクライミング)って?

 これまでボルダリングについて紹介してきました.

 初心者が取付きやすいスポーツクライミングの中で,ジムが沢山あったり必要装備が少なかったりなどの理由でボルダリングが始めやすいのは事実です.ですがボルダリングをやっているうちに,「もっと高い壁を登りたい!」と思うようになることもあるかもしれません.それにはロープを使う必要があります.

クライミング

 最近はロープを使ったルートクライミングができるジムもみかけるようになり始めやすくなりました.少しだけルートクライミングにも触れておきたいと思います.

 ロープを使ったルートクライミングは,一般的にフリークライミングと言われます.
 フリークライミングには上からロープでつられる初心者向きのトップロープクライミングと,自分で支点をとりながら登っていくリードクライミングがあります.最初はトップロープクライミングから始めるようにしましょう.

 ルートクライミングを行うにあたって必要な装備はボルダリングに必要な装備に追加して

  • ハーネス
  • 確保器
  • 安全環付カラビナ
  • 確保用グローブ
  • ロープ
  • ヌンチャク(リードクライミング)

などがあります.これらも最初はレンタルできると思いますので慣れてきたら自分用のものを準備するようにしましょう.

 クライミングの実際の流れについては別のページで解説しています.

まとめ

 初心者がクライミングをはじめるにあたって何を考えたらいいか,何から始めたらいいか,何を注意したらいいかなどを紹介してきました.これを読めばあなたも今日からクライマーです!!

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